暴力団情勢

  1. 1 概況
    暴力団は、全国的には六代目山口組と神戸山口組が依然として対立抗争の状態にあり、両団体の対立抗争に起因するとみられる不法行為の発生頻度は減少しているものの、平成29年1月には、六代目会津小鉄会の後継人事を巡って内部抗争になり、それに対して両団体が介入する事案が発生したほか、4月には、神戸山口組の傘下組織の一部が新たな団体を結成するなど、情勢は複雑化・流動化しており、予断を許さない状況にある。
     県内の暴力団は、山口組の分裂には直接的に影響されていないが、五代目共政会会長が出所し、新たなポストとなる総裁に就任する新体制を構築するなど、共政会はもとより侠道会や浅野組においても組織実態を隠蔽しながら、建設業、金融業、産業廃棄物処理業等や風俗関係事業といった各種の事業活動へ進出して、企業活動を仮装し、又は共生者を利用する等して、資金獲得活動を活発化させることが予想される状況である。
  2. 2 暴力団構成員等の推移
    1. (1)全国の情勢  全国の暴力団構成員及び準構成員等(以下「暴力団構成員等」という。)の数は、平成17年以降減少し、平成29年末現在で約3万4,500人で前年と比べ4,600人減少しました。
       うち、暴力団構成員の数は、約1万6,800人(前年比約1,300人減少)で、準構成員等の数は約1万7700人(前年比約3,200人減少)となりました。
    2. (2)広島県内の情勢  平成29年末現在、広島県内の暴力団構成員等は、約530人(前年比約40人減少)で、うち暴力団構成員の数は、約260人(前年比約40人減少)、準構成員等の数は、約270人(前年に同じ)となっています。 県内暴力団分布図